例えば退職したとしよう(今の僕がそう)。面倒ではあるが、色々と手続きも必要なのは分かる。しかし、今それにいちいち出向いて行かなければならないことに、強烈に違和感を覚えている。
それが「礼儀だから」という理由で、仕方なくやっている自分が悔しくて仕方ない。
もっとワガママになってもいい
一般論だが、仕事を辞めるとか辞めないとかの問題に、人間関係は付きものだ。
誰も簡単に気軽に辞めたりはしないだろうから、その決断を下した時点でもう疲労困憊であることが多いと察する。
その上で、まだ事務上の手続きが残っているからといって、そこに積極的に向き合うのは、僕の場合ちょっと辛い。
リモートワークなど、〝非リアル〟が当たり前に成りつつある中、あまり会いたいとも思わない人と、ややこしい書類の話を面と向かって…。あ〜ぁ、イヤだ。
他人の目が気になって仕方ない?
イヤならしなくてもいいのに、何故悩んでしまうのだろう?
この期に及んで、「無礼だと思われたく無い」とか、要は人の目を気にしてしまっているのだ。
こんな生産性ゼロのことに時間を割くなんて、ホント馬鹿らしい。
次のステップに向けて動き出す方に分配するのが、真っ当な選択だ。
これからは、「自分自身をマネージメントする」という感覚を磨かないといけないと考えている。
自分はこの瞬間、どれほどの価値を生み出せているのか?を意識するというのと同義だろう。会社員だろうと個人事業主であろうと、そこは同じはず。
自己分析
手始めに、これまでの〝時給感覚〟をより強化しようと考えている。つまり、収入の総額だけに目をやるのではなく、時給換算してみる習慣のことだ。
もっと稼ぎたいあまり、安易に長時間労働へ傾いてしまったら、結果的に自分を安売りすることになりがち。家族との時間が無くなるとか、健康を害してしまっては元も子もない。
「もっとワガママに、貪欲に」が、これからの目標。自分を押し通さずして、自分を満足させることは出来ないではないか。どんなに繕っても、魂は騙せない。
自分の人生である。しかも僕の場合、どう見積もってもそんなに長く残ってはいない。
森下昌彦(えむもりさん)
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