大阪あべの周辺にも、もちろんコーヒーチェーンのお店はいっぱいある。その中でも、人気ぶりが飛び抜けているのが、「スターバックスあべのHoop店」だろう。
こちらのお店、実はこの夏に移転した。
移転と言っても、同じビルの1階から2階に移っただけなのだが、少しは余裕を持って、のんびり出来る空間に生まれ変わっただろうか?
そう、あまりの人気ぶりに、これまではとても「のんびり」なんて雰囲気ではなかったのだ。
移転後、その利用価値は上がったか?下がったか?
超人気店スターバックスあべのHoop店が移転した 〜ノマドワーカー的視点から考察してみる〜
広くなった 密度下がった
ザッと見た感じ、広さが2倍以上になった。当然、多くの人が入れるようになったのと、テーブル間のスペースが出来て、とても広く感じる。
「詰め込まれた感」が強くて、電車のラッシュみたいだったのが、ずいぶん解消されて、とても楽。
勉強向けのテーブルと椅子
本を読んだり、パソコンを開いたりするには、それなりのテーブルと椅子が必要で、バーの止まり木みたいなのでは辛い。後ろにドーンともたれる感じのソファーも要らない。
作業ができるテーブルと椅子が、以前よりグッと増えて、快適度UP。
混雑は変わらず
2階に上がってアクセスが悪くなった、と言えなくもない。しかし、その程度では混雑解消に繋がっていない。
広くなっても、それ以上にお客さんが詰めかければ、溢れるのは当たり前だ。今まで諦めていた人の一部は入れるようになったが、それでもまだ入りきれない、と言った状況だろう。
休日の場合、朝7時のオープンから、9時くらいまでなら何とかなる。その後は、席取り合戦必至。ある程度覚悟が要るのだ。
電源少ない
以前から、電源のある席が少なかった。今回もあまり増えてはいないようだ。充電目的なら、期待薄である。
まとめ
1階の時は、行き交う人の波がすぐ目の前に見えたので、落ち着かなかった。テラス席なんて、歩いている人に直ぐ真上から覗かれているかのような距離感だった。
2階になって、テラス席は無くなったが、外の景色が大きなガラスから見える。ハルカスの壁面が見えるだけで開放感はないが、圧迫感もなくなった。
総じて、どうと言うことはない「普通のスタバ」ではある。でも、スタバファンには、あの空気感そのものが替え難いのだろう。そこを裏切られることはない。
そんな、特にフリークでもない僕だって、ここのスタッフの接客には、いつも良い思いをさせてもらっている。素晴らしい。
誇りを持って働いている姿には、清々しさが溢れている。その思いこそが、この空間に満ちて、みんなを巻き込んでいるのだ。
一番大切なのは「思い」であって、それを行動によって具現化することなんだ。当たり前のことだけれども、改めて認識させられてしまう。
森下昌彦(えむもりさん)
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