僕のような車好きなら、もちろん大注目の近年のマツダである。それほど興味のない方でも、近ごろ街の光景が少し変った?と、感じておられはしないだろうか。
技術的なことは此処では置いておくとするが、そのデザイン力で人々の感情を動かせることが、ただ「凄い!」の一言なのだ。
その急先鋒であるところの、最新のマツダ車。個人的に大注目の「マツダCX-30」を、梅田の「マツダブランドスペース大阪」で見てみた。
CX-30を生み出すマツダスピリッツを絶賛
「世界一美しいSUV」が開発コンセプトだそうだ。
その点に関しては、ズバ抜けている。リアフェンダーの膨らみなんか、全くもってスポーツカーそのもので、ポルシェにだって負けないカッコ良さだ。
それでいて、居住性や積載性などを全然犠牲にしていないし、質感の高さたるや、驚愕に値する。
まあしかし、そんな程度の情報なら、専門雑誌を買わずとも、いまや各種メディアに溢れているのだ。
だから、そんな表面的なところを今更確認したところで、それはあくまでも後追いでしかなく、ただの確認作業に過ぎない。
僕が感動するのは、このプロダクトを世に送り出すまでの頑張り、要するに〝熱さ〟の部分である。
挑戦こそ奇跡への第一歩
ほとんどの人は、「今日と明日はさほど変わらない」と思っている。疑いもなく、「トヨタが最強だ」と信じている。
でも、「未来永劫森羅万象に変化なし」がありえない事くらいは、誰もが知っている。
少し考えただけで分かる、誰もが知っていることを、ただ愚直に実践することのみが、大きな変革をもたらすのだ。
つまり、
- 常識に囚われない
- 自分を信じて続ける
- 人を巻き込む
これ以外にはない。それだけなのだ。
誰もがパイオニア
人として生まれた以上、自分の人生を切り拓くという、最大のミッションを抱えているのだと思う。
パイオニアスピリットと切り離せないのは、言うまでも無く最初の小さな一歩なのだ。誰も歩いたことのない道を作るための、最初の一歩なのだ。
感動の連鎖
マツダブランドスペースのスタッフの男性と、勿論初対面にもかかわらず、随分と長時間話し込んでしまった。決して話すのが得意とは思えない僕が、興奮気味にこんなにも喋ることに、自分でも少し驚いたし、嬉しかった。
世に車好きの絶対数は減っているかも知れない。でも、少ないかも知れないが、確実にココロを動かされた人は存在する。誰かが熱く頑張ることで、誰か感動している。
こうして幸せのサイクルが切れ目なく続いていくのだ。素晴らしい。
森下昌彦(えむもりさん)
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