2年続けて、小豆島で新年を迎えることになった。
正月くらいは、ココロを清めるためにも、神聖な気持ちで陽を拝みたい気分になる。早起きは得意な方なので、何の問題もない。
小豆島なら、海を愛で、空を崇めることも、ごく自然に同時達成だ。
静かな胎動
元旦6時過ぎに、家を出た。ほんの少しだけ空が白み始めている。目指すは、小豆島の一番東の海岸沿いの「岩ヶ谷」である。
車で走り出してすぐに気付いたが、地元の三都の海岸にも、すでに沢山の人が集まっていた。
三都の蒲野よりも先の東海岸なら、水平線の向こうから登る太陽を臨むことができるが、今日は岩ヶ谷。
初日の出を見よう、という「珈琲とブーケ」のイベントに参加する。
到着した時には、かなり大勢の人たちが集まって、海岸近くを埋めていた。
ワクワク感があふれ出した
娘と、用意していただいた火を囲んで、コーヒーを飲みながら、陽が差し始める瞬間を迎えることができた。
理屈なんかじゃない。思わず手を合わせていた。そして、今があることに感謝するのみなのだ。
1年のはじまりの日の終わり
夕陽スポットとしての小豆島の方が、一般には知れ渡っているだろう。
三都半島の、今度は西海岸。小豆島の最西端、小瀬あたりの海岸線。オリビアン周囲の高台。フェイントというか飛び道具的なものとしては、42番札所の西之滝などもある。
僕は、買い物帰りの車を、国民宿舎小豆島の駐車場へ滑り込ませた。
間に合った。こちらの方は、僕にとっては比較的見慣れたものであるのだが、それでもさすがにお正月、気分は随分と違った。
今だからこそ強く思うこと
その目の先に、目標を常に見据えて、とにかく行動することを最優先とする。
何となく煮え切らない日々は、もうウンザリなのだ。
この澄んでいて、なおかつ何でも出来てしまうと思えるほどに力強い胸の内を、ずっとこの一年持ち続けること。
それが、飛躍の一年の自分を、大きく後押してくれる源であると信じている。
森下昌彦(えむもりさん)
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