多分、今まで一度も経験したことがない、ランニング中に膝が「カクッ」となってしまう症状。
ほんの1週間ほど前から、突然出始めたかと思ったら、結構頻繁になってきた。
とうとうランニング人生の終焉か?と思うと怖いが、ホントにコケて怪我するのは、もっと怖い。
考えられること
「膝崩れ」あるいは「膝折れ」と言うのだが、一瞬力が抜けてしまうのが原因だろう。では何故そうなるのか?と言うと、いくつか考えられる。
- 神経が鈍くなってきた(脳からの指令が途切れがち)
- 筋力低下
- 膝の靭帯の故障
最初に言っておくが、僕は「自分で治す」以外の方法を受け入れる気はない。
仮に原因が「1」だったとしたら、病院で「MRIを撮りましょう」とか言われて、最悪の場合、手術を勧められることだろう。
日常生活を何の問題もなく行えて、プロスポーツ選手でもない僕に、そんな選択肢がある筈はない。だから、筋肉をしっかり動かすことで、神経の回復を図っていく方法を採ることになる。
つまり、「筋トレ」だ。原因が「2」の場合と、結局は同じなのだ。自分でやる、しかない。
「3」については、僕の場合除外できる。これまでの運動歴からみて、関節がそれほどのダメージを受けているとは考えにくい。
LSD中心に
普段は、ランニングにそれほど時間を掛けられないので、ゆっくり20分ほどジョグの後、数十メートルのダッシュを4~5本して終わり、という感じになっている。
11月のレースがあるので、この最後のダッシュに力が入りがちになるのだが、それが負担になっているのかも知れない。
そこで、思い切ってペースを落とす作戦に出てみた。
LSDというやつだ。long slow distanceである。ジョグよりもかなり遅い、早足よりは辛うじて速いか?くらいのスピードで少し長めに走って、まずはしっかりとレース用の足の下地を作る。
これがやってみて分かったのだが、ペースが遅いからと言って、翌日の疲労度はさほど変わらない。ペースが変わると主に使う筋肉も変わるので、その都度よく使った部位に疲れが出ているだけなのだ。
だから、走る距離やペースを変えることが、脚を全体に満遍なく鍛えるのに有効であるらしい。
効果あり
これが今のところ、良い結果として出ているようだ。ランニング中の「カクッ」は激減している。効果てきめんである。
あとは、これをより確かなものにする為に、股関節周りを強化するメニューを追加してみようと思う。
主に、ストレッチとランジで、筋強化と柔軟性をアップさせ、ついでに体幹の安定を図る。
トライ&エラー
「これで完璧!」となるかどうかは、今しばらく観察が必要だが、方向性はあっているように感じる。何しろ結果がすぐ出るし、自分の体なので分かりやすい。
ダメならまた何か考えれば良いだけなのだが、レースまで3ヶ月を切ったことを考えると、あまりのんびりしている訳にもいかなくなって来た。
森下昌彦(えむもりさん)
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