今年中に100回失敗するぞ! ~トライ&エラーを日常にする~

メルカリに初出品した。

iPhoneに初めてアプリを入れてから何ヶ月も経っているのに、今頃になってやっと動いた。

あまり褒められたものではないが、動いたという事実だけを見れば、まあ良しとする。

でも、そこでまた止まった。

我ながら、この動きの鈍さには閉口する。

今年中に100回失敗するぞ

誰でも簡単に売り買い出来るのが、フリマアプリ「メルカリ」の取り柄。そんなことは誰でも知っている。

これを使って買うだけの人と、1回でも売ったことがある人には、雲泥の差があると思う。

売る人には、ネットで収益が上がるという経験が積み重なるが、買うだけの人はいつまで経っても消費者だ。

「これはイカン!」の思いのもと、アプリを入れては見たが、注文が来たらどうしたら良いの?発送は?と考えると面倒だ。分からない。

下駄箱の不用靴
不用品が山積み

分からなくてもいい

そこで止まって、数ヶ月。「何やってんの?」と自分でツッコミたくなった。

何でもいい。取り敢えず出品してみた。

発送は?の答えは、この時点で見つかっていない。調べてもないのだから、相変わらず分からないのは当たり前。

でも、出品だけは出来た。

全ての道が見通せてから出発しなければならない、という事はないのだ。

出しても売れない

次の問題が発生。売れないのだ。

不用のCDを、たった一枚だけ試しに出したのだが、高すぎるのか人気がないのか、いずれにしても売れない。

そこで、再び停止状態。ズルズルとまた数ヶ月…。

考えてもみよう。売れる方が稀だ。ネット上に商品が溢れかえっている。星の数より多いだろう。

断捨離しよう!しよう!と言うだけで、一向に進まないまま部屋に積った不用品を、片っ端から出せばタマには引っかかるかも知れない。その程度の認識で臨むべきだ。

CDの山
思い出の品を経験に変えられるか?

失敗を失敗で終わらせない

失敗と言えば確かに「失敗」だ。

「メルカリで売ればええやん」と思いついてからアプリを入れるまで、何ヶ月もかかった事。インストールしてるのに、使わなかった事。売れないことで放置状態になった事。

それをしっかりと振り返って、何らかの改善を加えられたら、その瞬間失敗は貴重な経験へと昇華する。

色々やってみて上手くいかない。そんな経験のひとつ1つが、知らず知らずのうちに底力に変わると信じたい。

こうなれば、今年中に100回でも200回でも失敗してやろう。その頃、僕の行動様式はかなり改善されているだろうから、やらない手はないのである。

失敗への恐怖心も、どうせ慣れるのである。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら