皆さんお使いのiPhone。大半の方が、〝ハダカ〟ではなくケースを付けておられるのでは?
では、「ハダカで使わない理由は?」と問われたのなら、あなたならどう答えるだろう。
ぴったりお気に入りのケースをお使いですか?
1. 傷が付かないようにガードするため
2. 持ちやすくするため
3. 差別化したい
4. カッコ良くしたい
などが挙げられるのではないだろうか。
巷に、iPhoneケースは溢れかえっているが、ぴったり条件に合うものとなると、なかなかそう簡単には見つからない。
でも、それらを一気に解決できる代物が、ここにちゃんとあった。
「abicase!」
早速紹介してみる。
知る人ぞ知る逸品
立花岳志さんのコミュニティでは、もともとよく知れ渡った商品である。僕もそこから情報を得て、「機種変したら買ってみよう」と考えていた。
でも、身近に使っている人は殆ど見当たらず、初めて目にした妻には、「変なの付けてるね」と言われた。
天然の革のみが材料の、「超自然派シンプルケース」である。
素材が本物で、もちろん一個一個が手作り。従って、お値段的には、それなりに張る。
僕が買った、「シンプルジャケット」という、あまり飾り気のないタイプでも、¥14,000ほど。
しかし、iPhoneの硬質な感じを、自然の風合い、柔らかさで包み込む様は、意外にも違和感なくマッチしていて、ピタリと馴染んでいる。
僕は、ピンクを選択したが、いかにも「革製」というような、チョコ色や飴色を選んでいたら、「ビジネス!」という雰囲気が強くなり過ぎていたかも知れない。
そのあたりの遊び心というか、TPOを踏まえた楽しみも味わえるが、「若い女性が持っていそう」という気はあまりしない。全体に落ち着いた感じのラインナップになっているようだ。
また、デザイン上の特徴である、「尻尾」が付いていることで、落としてしまう心配が殆どない。ここに指を通して持っておけば、「ツルっ」と滑っても大丈夫。
革がしっとりと指に馴染むことと相まって、いつもそばに置いていたくなる、親近感の高い相棒を見つけることができた。
人気の秘密は?
まとめよう。
誰でも使っているiPhoneケースだが、その中で、「オンリーワン」な感じは実に心地いい。
天然素材であることが理由だろうか、「大切にしなきゃ」という気が強くなる。愛着が湧いて仕方ない。結果的にケースそのものも、iPhone自体も綺麗に長持ちすることだろう。
製作者のアビさんのこだわりが伝わってくる。送ってこられたパッケージを開ける際にも、同封のコメントを見るだけで、手作り感と愛情が感じられた。「商品」とはこうあるべき、「仕事」の基本みたいなものを伝授された気分だ。勉強になる。
使ってみて感じる変化
今頃このレポートを書いているが、実は、使い始めてもう半年ほど経っている。
その間、何か僕の中で変わってきたものはあるだろうか?もちろん、たくさんある。
まず何と言っても、いいものを使うとココロがクリアになるのが自覚できる、ということ。
結果的に無駄を削ぎ落とせるからだろう。
これは、物に限ったことを言っているのではない。
「無駄な思考を削ぎ落とす」とか、「無駄な時間を削ぎ落とす」とか、要するに一点に注力する姿勢に磨きがかかるということ。
また、革製品にこだわる人がいることが、よく理解できるようになってきた。
無機質な、工業製品然としたモノが持つ「美しさ」も好きだが、歳をとったのだろうか?人が手をかけた痕跡があるものに、温もりを感じることも多くなってきた。
だから、週末にオイルを塗り込んでメンテナンスするのが、何とも楽しくて落ち着くのだ。欠かさないようにしていきたい。
abicaseのサイトはこちら
森下昌彦(えむもりさん)
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