僕が、「薬は嫌いだ、医者は嫌いだ」と言う理由

二十歳代前半の頃、虫歯が酷くなって、大掛かりな治療に通った時期があった。

それに懲りて以降、歯磨きが好きになった。

7〜8年前からは、3ヶ月毎の定期検診も欠かしていない。それでも、歯は傷んでくるのだ。生身の体なんだから、メンテナンスを施しても耐用年数はある。せいぜい、悪化のペースを落とすことくらいの効果しか期待していない。

だから、歯周病の歯がたまに痛むのは必然だと思っている。

切羽詰ったものではないが、長い目でみれば抜けてしまうことが必至だと、先生にもやんわりと告げられている。

ピンチは次々やってくる

ある時、歯茎が腫れて、ちょっと支障を感じるほどになった。いよいよ抜くかどうかの決断を迫られるのか?

「とりあえず、薬で様子を見ましょうか?」

覚悟は有るつもりでいる。しかし、そうとは言え、未練があることを思い知らされる。先生のこの言葉に、すがり付きたくなる衝動を抑えられなかった。

背に腹はかえられぬ

出されたのは、抗生物質3日分。

ご存知の通り、抗生物質は出された分を、必ず飲み切らないといけない。耐性菌を生む可能性を残さないためだ。

しかし、結果的に2日でヤメた。

飲み始めて2日目の早朝に、体調が「崩壊」したのだ。

頭痛、吐き気、冷や汗、下痢、腹痛、寒気…。

抗生物質

ブレた結果なのだ

「何かおかしい…」

布団の中でそう感じて、すぐにトイレに駆け込んだが、それから30分以上出られなくなった。

しゃがんでいるのも辛く、ほとんど床に崩れ落ちている状態に近かった。このまま意識を失っては危険だ、という思いが頭をよぎる。

腸内の細菌叢のバランスが無茶苦茶になった結果だろう。想定内のこととは言え、その症状の現れ方には、もちろん大きな個人差がある。

もとへ立ち返って思うこと

改めて思い知った。

僕は薬が嫌いなのだ。言うまでもなく、薬と毒は紙一重だ。自然治癒力に期待しない、科学の力に頼りきった考えが、最も正義であるという姿勢に拒否反応を示してしまう。

歯は大切に

その裏にある利権、はっきり言えばお金目当ての業界に翻弄されるがままになることは、人にとって限りなく大切な、カラダとココロの一方を、こともなく容易く他人に委ねる行為に他ならない。

僕は、自分の身体を強くすることに力を注ぎたい。だから、「身体のために薬を控えましょう」と言ってくれるDr.を信用したいし、そういう方と出会いたい。しかし、今のところお目に掛かることは出来ないでいる。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら

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