スマホ依存症撃退法

僕は決して「スマホ依存症」ではない。しかし、あくまでも「自覚症状がない」というだけの話かも知れない。

知らず知らずのうちに、時間を浪費しているのであれば、改善した方が良いに決まっている。

だらだら見てしまってはいませんか?

現に、食事中に妻から言われる小言の大半は、「食べてる時にスマホを見るな!」と「会話に参加しなさい!」の二つだ。家族との会話そっちのけで、スマホを弄くりながらムシャムシャ食べている、典型的な嫌われる親父像が見てとれる。

「迎合せよ」とは言わないが、気に入られた方が何かと都合が良いのも事実。

よし、スマホ時間を減らすのだ。

スマホ依存症撃退法

やると決めたら、簡単なのだ。物理的に遠ざけてしまうだけで良い。

「時間を制限する」などではなく、完全に触れられない状況に追い込む。

何故ならば、自らの意志ではどうしようもないからこそ「依存症」だからだ。中途半端な環境で断ち切れる筈がない。

アルコール依存症もそうだろうし、薬物依存なんかなら、簡単に想像できる。

「ちょっと一回だけ…」なんて手を出してしまったら、そこで苦労は水の泡。一巻の終わりなのだ。

具体的には、僕の場合、パソコンで出来ることは全てパソコンでするということを決断した。

すると、ノートパソコンを机の上に引っ張り出してこないといけないし、起動するのに一手間かかる。敷居がやや高くなるのだ。

スマホは隣の部屋で充電する決まりにする。これだけで完璧だろう。

マックを多用すべし

禁断症状の代わりに良いことが起きる

最初に「スマホ依存症ではない」と書いたが、何となくダラダラと見てしまうことが無いわけではない。

それが結果的に減るなら、家族の印象を挽回できるだけでなく、時間の使い方の効率も上がって、一石二鳥間違いなし。

何でもスマホで済ませてしまうことが出来るからこそ、一見非効率な方法を敢えて選択することで、却って良い結果を生むこともありそうに思う。

何が自分にとって一番大切なことなのかをよく吟味して、ただ時代に流されるだけになることなく、自ら1日をコントロールする必要を強く感じる。

小さな事からコツコツ改善

このマイルールを実行して一週間ほどが経ったが、別段困ったことは何も起きていない。

むしろ、集中力がアップして効率が高まるように思う。将来的には、スマホによってパソコンが駆逐されてしまうという論調もあるが、僕は「そうでもないんじゃないか?」と思う。

使い分けがしっかりと出来るところが、着地点ではないだろうか?人間が持つ、「理性」とか「向上心」が、自然とその場所へ導いてくれる気がする。

食事中は隣の部屋で充電

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら