Appleは儲け至上主義の極悪企業か?

発売後1年以上経過したiPhoneは、発売元のAppleによって意図的にその性能が下げられているらしい。

「怒り心頭!」という方もいらっしゃるだろう。

しかし、僕は「勝手にさせておけば?」という意見だ。

Appleは儲け至上主義の極悪企業か?

何故なら、ユーザーにそうして型落ち感をじわじわ植え付けて、新製品の需要を喚起するなんてのは、最も古典的な定番手法だからだ。

つまり、最初からバレている。

「違います」と言っておきながら突然認めたというわけではないし、その点では問題なし。第一、言われなくても気づいていた方も多いと聞く。

本当に必要なら買えば良い、それだけ

どうしてもハイエンドのスペックが必要だというなら、それを買えば良い。大半の「そこまで求めている訳じゃない人」は、それなりのものを選べば良い。

この当たり前の基本に則った動きに反して、過剰に煽られてはいないかどうか?そこだけをしっかり見つめる必要がある。

僕の場合はどうだろう。

最新のiPhoneXに関心がなくは無いが、取立てて欲しいとは思わない。そこまでの必要性を感じない。

今使っている、iPhoneSEで十分だ。ストレージは大きいし、遅い、重いも感じない。大きさも最も手軽で使いやすい。ちなみに、中古で買ったので、いくらか安く手に入れることができた。

OSのアップデートにハードが追いつかなくなるとか、避けられない事態は仕方ないが、何れにせよ、身の丈を踏まえ、しっかり地に足をつけていれば、間違いは少ないだろう。

iPhone SEで満足

自分で選んだから後悔なし

このニュースに「カチン!」とくる方は、もしかしたら、闇雲に「最新が最高で最適なのだ」と思っているのではないか?そのへんは、ユーザー個別の事情が異なるので、ひとつに括れない。考えなくても分かる。

そう言う僕も、30年ほど前のスキーブームの時代には、毎年のように最新最高スペックの板を買う友人を、とても羨ましく思ったものだ。懐具合の寂しい身には叶わなかったが、今思うと、やはり世の中浮かれ過ぎていた。

まとめ

聞かれなくても事実を開示する、というのが社会的影響力のある組織の取るべき姿だというのが、近年の考え方だろう。その意味でAppleが批判の矢面に立つのは、ある程度理解することにしよう。

しかし、神戸製鋼所、日産自動車、スバルと続く不祥事とは、かなり趣が違う。

嘘を付いているのと同列に論じられては、堪らないだろう。

僕がAppleフリークだから、肩を持っているのでは無い。

 

古いiPhoneの性能は、Appleによって意図的に下げられている

KOBELCOのお詫び文

The following two tabs change content below.

森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら