iPhoneの充電中にブルブルが止まらない 〜とっても危険な状況の前触れかも〜 

iPhoneの充電中に、バイブレーションがしばらくブルブルしっ放し、ってことを経験した方は居られるだろうか?正確には、「しっ放し」ではなく、断続的に「ブルっ、ブルっ」となる。

ジャンボフェリーの船内で、コンセントを借りている時に、この症状が出た。見ると、確かに充電量も増えていないようだ。小さい振動だが、近くで寝ている人に、迷惑かも知れない。気になって仕方ない。早速ネット検索してみると、充電ケーブルが断線しかかっている可能性があるらしい。それは一大事。しかし、言ってはなんだが僕の場合、これらデバイスの扱いは、かなり丁寧だと自負している。勿論ちゃんとケースに入れて持ち歩くし、鋭角に折り曲げたりは絶対にしない。これでもし「断線」だとしたら、「どれだけ弱いネン!」と、Apple相手にひと暴れしたいくらいだ。

まあ、そんな気持ちをグッと抑えて、試しにモバイルバッテリーから充電してみる。原因究明を怠った上で暴れては、それはただのクレーマーじゃないか。大人としてそれは避けたい。

モバイルバッテリー

するとどうだろう。何の問題もなく充電できているようだ。もちろんバイブレーションは無し。つまり、コードの断線の可能性は消えた。すると一番怪しいのは、コイツということになる。「アダプター。」

アダプター

そう言われてみると、触ると確かに熱くなっている。いや、もしかしたら、「熱くなっている」なんて悠長なことを言っている場合ではないのかも知れない。はっきりと熱い。危険?

しばらく置いて冷めたのを見計らって、念のために再度挑戦する。

「ブルブル」しない…。何度もコンセントに抜いたり差したりしてみる。何の問題もなさそうだ。全然熱くもならない。

〝接触が悪い〟とは考えにくい。症状が出たのは、後にも先にもこの一度だけだ。Macの充電を同じコンセントから同時にしていたのが、影響したか?「タコ足」にしていた訳でもなく、関係ないと思うが…。

ジャンボフェリーのコンセント

とにかく、はっきりとした原因は未だ不明。しかし、貴重な教訓は残った。

「ブルっとしたら、放置するな!」

「繋いでいるつもりが、充電できていなかった」だけで済んでいれば、まだ大丈夫。しかし、どこかが熱くなり過ぎて発火した、なんてことになったら冗談にならない。そんなことも有り得るかも?と感じるほどに熱かったのだ。

iPhoneはバイブで異常を知らせてくれたけれど、Macの充電中のトラブルは気付きにくいのではないか?

コンピュータに限らない。充電して使う機器は、そこらへんに溢れている。「気を付けなきゃ…」と改めて思わされた。

再確認になるが、危険な状況を避けるために、基本的な注意点などをしっかりと頭に入れておくべきだろう。

「コンセントから火が出ました」なんてことにならないように…。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら