僕の愛機「iPhone5S」が、いよいよスペック的に苦しくなってきた。色はゴールド、容量16GBの仕様だ。
2年前に買った時は、これで十分だろうと思っていた。ところが導入するアプリは増える一方だし、確実に僕の生活の中に、奥深いところまで侵入してきて、もう絶対に切り離せない。
それに、何と言っても写真の数が多過ぎる。Googleフォトに退避させて、ストレージを食わないようにしているが、それもなかなか追いつかない状況だ。
それは、特にこのブログを書き始めたことにも、実は関係がある。例えば移動中に、ちょっと目に止まったことを、いちいち写真に撮ることを習慣にすると、見返した時に、それをきっかけにどんどんネタが生まれるのだ。しかし、悲しいかな、アウトプットのペースが一向に上がってこない。おかげで、アップ出来ないまま一時放置状態になってしまった写真が溜まる。斯くしてiPhoneの「写真」の中には、常時100枚弱が待機中だ。
SoftBankの2年縛りが解けるし、バッテリーもそろそろ頼りなくなってくるはずだ。ここがいい機会かも知れない。そこで、次期iPhoneを物色するのだが、実はもうほとんど気持ちは決まっている。
iPhoneSEがぴったり
最新機のiPhone7が素晴らしいのは、もちろん知っている。しかし、やはりどう考えてもあの大きさは納得がいかない。「7puls」ならもちろんのこと、「7」でも大き過ぎないか?シャツの胸ポケットに入らないではないか。そこが引っ掛かって、僕は次も今の「5S」の大きさに拘りたい。
嬉しいことに、「5S」と外観は全く同じの「iPhone SE」がある。しかも、中身は「6S」と同じなので、爆速との噂。これのトップスベックの64GBなら、今の4倍の余裕ということになる。これなら文句はなかろう。さらにローズゴールドの筐体は、オジさんのハートにもやや刺さる。
さらに、iPhone7が32GB仕様でも、¥72,800することを思うと、64GBの¥49,800は破格だ。ちなみに、今回の機種変を機に、SIMフリーに乗り換えようと考えている。高スペックのデバイスを使いはするが、通信費はもちろん安い方が良いに決まっている。
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自分で枠に嵌め込んでいる
2年前、僕が今使っているiPhoneを選んだ時、深く考えもせず何の疑いもなく、「これで良い!」と一番安いヤツに決めた。これは、「節約した」と言えばまだ聞こえが良くなるかも知れないが、要は未来の自分を低く見積もったに過ぎない。
これを使いこなして、人生の舵を大きく切るのだ、という気概が決定的に欠けていた。そもそも、そうなろうとしていないのだから、小さく情けなく萎んでしまうのは、必然ではないか。
高いモノには、高いなりの理由が勿論ある。そこにお金を使うのは、自分への投資という意味合いを含んでいることを、今一度肝に銘じたい。
森下昌彦(えむもりさん)
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