僕はテニスの「C級審判」という資格を持っているのだが、その更新時期が迫っている。
大好きなテニスではあるが、もう更新せずに失効も止むを得ないと思っている。
C級審判とは
初めてこの資格取得の講習会を受けたのが、もう6、7年も前になった。
テニスの審判の資格というのは、厳格にランク付けがなされていて、一番下の「C級」は、テニス経験者であればそれほど難しいものではない。
よりルールに詳しくなりたいという興味もあったし、見たことがある人は分かると思うが、試合で冷静にコールして、ゲームをコントロールする審判の姿は、カッコいいのだ。
講習会に参加してテストを受けるまで、1日で完了してしまう。
活かせなかった
せっかく取った審判の資格だったが、僕には活用の場がなかった。
正式に審判を付けるほどの、それなりの規模の大会に参加するのは、勤め人の立場である限りハードルが高すぎた。
必然的に、活動実績に応じて付与されるポイントが付かない。付かないと資格更新ができない、というサイクルに陥いる。
目は衰えてきているし、ここは潔く撤退することにする。
じゃあ、したいことは?
テニスをしなくなることは考えにくい。何らかの形で関わっていきたい。
だから、「何らか」って何だろう?というのを、もっと真剣に追求する一年でありたい。
この歳ではあるが、そんな経験はゼロだが、テニスの楽しさを大勢で共有するための活動がしてみたい。
子供と一緒に遊びながら、教えてあげられるとか…。
人生折り返し点からが勝負
夢を諦めるのではない。本当にしたいことに、一意専心取り組むことに、ためらいたくはないのだ。
「死ぬまで学び続けなくてはならない」とか言うだけではなく、体現する僕の姿を見て、少しでもイキイキ・ワクワクを感じる人が居たとしたら、それはこの上なく素晴らしいことだ。
森下昌彦(えむもりさん)
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