最初の一歩が踏み出せない時に、「モチベーションが…」とか「今はそのタイミングじゃない…」とか、分かったようことを言って、結局出来ないことって結構多い。
そんなことばかり言っていたら、そのうち日が暮れる。
もう、同じことでどれだけ二の足を踏んできたか、自分が一番よく知っているのだ。何も変化がないまま、人生が暮れてしまっては、目も当てられない。
原因
自己肯定感が低いとか、もっともらしい理由を挙げることは出来る。
でも結局はこれしかない。
- 変化が怖い
- 先行きが長すぎるように感じる
要は変なプライドに支配されている。泥臭いところを見られるのが、どこかカッコ良くないと思っている。
指を咥えて見てるだけの方が、よっぽどカッコ悪い。
第一、僕のことなんか誰も見ていない。気にもしていない。「あっ、居たの?」くらいのものだ。
今始めなきゃ
最近は、「やれば出来る」と言って子供の尻を叩くことを、あまり奨励しないらしい。
誰もがイチローになれる訳ではないし、金メダリストになれる訳ではない。努力が足りないと言われてはそれまでだが、「誰でもなれる」は、ある意味無責任でもある。「なれるかも知れない」の方が、ずっと真実味がある。
でも、「やれば近づける」は本当だろう。
近づけるのが本当なら、早く近づいた方が良いのも本当だ。
1日でも早くスタートした方が、より早く近づける筈だし、「1日でも早く」なら今がその時だ。時間がない。
同級生が亡くなった
年明け早々、同級生が亡くなった知らせを聞いた。
50を越える、歳を重ねるとは、こういったことが身近で起きることを意味する。
病院は嫌いだし、医者は信用できない、っていうのは今も本心だが、そういうことも言ってられない場面が増えるだろう。家族だっている…。
要するに、時間がないのだ。ロケットスタートを切ったかと、思った瞬間に時計が止まることもある。
「やろう、今やろう」
もう、それしかない。
森下昌彦(えむもりさん)
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