ロードバイクが大好きな僕でも、普段の通勤はママチャリ。
普段の足にフェラーリは向かないでしょ?それと同じ。フェラーリは〝あげあげの時〟だけ。
でも、普段使いの方を粗末に扱っては、「自転車乗り」の名が廃る。最低限の整備は自分でする主義だ。
最近、前ブレーキが「キーキー」鳴り出したので、交換するぞ。
ママチャリのブレーキシューの交換は、レンチ(スパナ)よりもナットドライバーが便利
「レンチ」は棒の先が二股に分かれてるか、輪になっているもので、そこをボルトの頭にかけて回すもの。「ナットドライバー」はドライバーの先がボックス状になっていて、ボルトの頭を上から「カポッ」と被せて回すもの。
ベースむき出し
随分と長い間交換しなかったので、シューのゴム部分が擦り切れて、ベースの金属部分がむき出しになっていた。それがリム(ホイール)に当たって、「キーキー」っと…。
放置しすぎ!ごめんなさい。
説明不要
ママチャリのブレーキシュー の交換は、超簡単。パーツはホームセンターでも売っているし、安い。
ネジを外して、新しいのを付けて、またネジを付ける。それだけ。左右をよく確認することを忘れずに。
便利グッズ
一般的にボルトやナットを回すには、レンチ(スパナ)を使うが、ママチャリの場合、ナットドライバーがあると便利で、登場機会も意外に多い。
- 狭いところに入っていける
- ワンアクション
- 左手が同時に使える
ドライバーの先が入りさえすればOKなので、スパナのように横方向にはスペースが要らない。
かつ、「クルクル」と連続的に回すことが可能。スパナなら「キュッ」と90度くらい回すたびに、また元に戻って再スタートする必要があるので面倒。
左手がフリーになるので、押さえたりするのに使えて作業精度が上がる。
作業効率大幅アップ
工具に万能性を求めると、やや効率が悪くなる面はある。「ママチャリのブレーキ調整に特化する」と割り切れるなら、ナットドライバーを用意する選択は大正解。
そんなに高いものじゃないし、10mm径のドライバー、一本常備しても損はない。
森下昌彦(えむもりさん)
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