もともと「病院嫌い」だし、大きな病気が見つかったこともない。そこに胡坐をかいている訳ではないが、わざわざ時間を割いて出かける意味を見出せない。
でも、そんなこと言ってる場合ではなくなってきた。目指すものがあるなら、身体あっての事だし、ここはグッと飲み込む場面だろう。
「目指すもの」とは、「スーパーおじいちゃん」である。
嫌いな理由 1
今年も、職場から健康診断に行くよう促されて、行ってきた。でも、「これって、誰のために行ってるの?」って気分が拭えない。
数年前までは、診断結果をコピーして提出するよう言われたが、そういえば近年はない。
こんな超プライベートなデータを、なんで他人に開示しないといけないのか?と、半分怒りさえも覚えたが、無いなら無いで「どうでもいいの?」って、これもまたイライラさせられる。
結局あくまでも会社の〝点数稼ぎ〟であって、「やってますよ」のアピールに過ぎない、と捉えている。対外的には、福利厚生が整っていると映るかも知れないが、その実、ハナから社員の健康状態になんて、興味無しってこと?
劣化してきた
腹がたつのは事実として置いておくが、残念ながらそんな事ばかり言ってられなくなってきた現実もある。
まず、眼が見えにくい。老眼だ。それだけじゃない。疲れやすい。瞬発力がない。
見えないところでは、もっと深刻な劣化が進んでいる可能性は否定できない。
でも、「歳なんだから仕方ない」で片付けられない事情がある。
したい事いっぱい有り過ぎにつき…
したい事が多過ぎるのだ。いっぱいいっぱいある中でも、「自ら身体を動かしたい」という望みが強い傾向にある、と分析している。
マルチな「スーパーおじいちゃん」を目指すなら、身体のメンテナンスは万全でないといけない。
100年時代に100歳を目指さずしてどうする!
「人生100年時代」はすぐそこだ。いや、もう始まっているのかも知れない。
「まだ先は長いじゃないか…」と不安になるよりも、「第2、第3の人生にワクワク」の方をもちろん選びたい。
身体とマインドが備わった人には、それを謳歌する資格があるということになる。
ためらわず、取りに行くぞ!まだ折り返し点を過ぎただけ。
森下昌彦(えむもりさん)
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