iPhoneでメールを受信したら、もちろん「受信ボックス」にその都度溜まっていく訳だが、Gmailの場合、それを削除するには、ちょっとひと手間かかる。
これ、正直言って便利なのかどうかは、使う人次第だが、多機能であることは間違いなさそう。
早速紹介する。
Gmail の受信ボックスを整理整頓(削除)する方法
メールを受信して読み終わったら、重要なものは残して、要らないなら削除する、それしかないだろう。
でも、Gmailの場合、その中間に「受信ボックスからは消すけれど、完全に削除はしない」という機能がある。
「すべてのメール」というフォルダに残しておけるのだ。いわゆる「アーカイブ」である。
Gmail以外の受信ボックスを開いて、スレッドを左にスワイプすると、一番右端に赤いゴミ箱マークが現れる。これをタップするとゴミ箱行き。左スワイプするときに、画面途中で指を止めるようにすると、速攻ゴミ箱行きとなってワンアクション省略できるが、ちょっと注意も必要。
Gmailには「アーカイブ」がある
それに対して、Gmailの場合。スレッドを左スワイプで、見慣れない青のボックスマークが現れる。
これをタップすると、「ゴミ箱」ではなく「すべてのメール」に移動する。
または、受信メール一覧を表示して、右上の「編集」をクリック。移動したいスレッドをマークすると、右下に「アーカイブ」の文字が出る。それをクリックすると上記の「すべてのメール」に移動するのは同じ。
では「削除」するには?
「アーカイブ」の文字を長押しすると、「ゴミ箱に入れる」「メッセージをアーカイブ」「キャンセル」の3つから選択する画面が出る。
ここで「ゴミ箱に入れる」を選べば削除完了。
まとめ
削除したいのに「アーカイブ」って何なの?から色々調べてみたが、Googleらしく〝検索に強い〟というところがGmailのウリらしい。
なるほど、メールボックスも頭の中も「スッキリ」していないと捗らないのは明白。
効率アップのためには、多機能であれば良いというものではないが、その機能を1つも知らないというのも考えものなのだ。
メールだけに限らないが、「どうせ使わないから…」と流してしまっている機能を、たまには深掘りしてみようか…。ちょっと考え直す機会になった。
森下昌彦(えむもりさん)
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