ここに、テニス復活宣言をする。
したいことをとことんやり尽くさずして、人生を楽しむことなんか出来る筈もない。
大きなブランクを過ごすうちに、テニスの世界だけではなく、ツールの進化が著しい。昔のものを引っ張り出して来たとしよう。機能的には問題なく使えても、なんとなく見窄らしいと言うか、「パッ」としない。
ここは、カタチから入ることにした。気分を盛り上げるためには、直球ど真ん中の正攻法だが、それも悪くはないと考える。
ヨネックスのでっかいラケットバッグを買った
ラケットを入れるバッグと言えば、片方の肩にかける〝ボストンバッグ型〟が主流だったと思う。でも最近では、〝リュックサック型〟が圧倒的じゃないだろうか。
甲子園の高校球児を見ていても、〝リュックサック型〟が多い。両手が使えて、大きな荷物も入るとなれば、これが必然と言える。
大きな方が気持ちがアガル
「大は小を兼ねる」の言葉通り、出来るだけ大きなものを選んだ方が、着替えなど一式が入って結局便利だし、アスリート感も醸し出されて気持ちがアガル。
調べてみると、大きさについては各メーカーで表記に違いがあるようだ。
例えば最大容量のバッグが、ダンロップなら「15本入り」、バボラは「12本入り」、ヨネックスは「9本入り」というふうになっているが、外寸はほぼ同じくらいの印象。
ラケット以外に何も入れずに、パンパンに詰め込んだら、どれも10本以上は余裕でクリアしそうで、あくまでも目安として捉えた方が良い。
それを言っちゃあおしまいだが、色とかブランドだけ重視して選んでも何の問題もない。機能的には完成の域で、それくらいしか比較できない。
これ、大正解
そこで僕が買ったのは、ヨネックスの「BAG1802N」という品番のバッグ。ヨネックスと言えばブルーのイメージだが、ここは敢えて「プラチナ」という色を選んだ。
ちょっと地味?かとも思ったが、実際に見ると深みのある色で、気に入った。
使ってみたら、やっぱり大きいのを選んで正解だったことがよく分かる。
ラケットを4本くらい入れただけでは、「スカスカ」状態で、着替えも靴も入れたい放題。
ただし、そうするとかなりかさ張るし当然重い。電車移動の時などは、要注意だ。
それと、細かいところにこだわるなら、背負い心地も確認しておいた方が良いかも…。気になる方は実店舗で〝試着〟することをお勧めする。
ツールでなりたい自分を表現する
僕は「アスリート」と呼ぶにはほど遠い、普通のおじさんだが、遠慮気味に「そこそこ」の道具を選ぶと、必ず後悔するのだ。
カタチから入って、引っ込みが付かなくなるところまで追い込んだ方が身が入る。
現にテニスがますます好きになるし、コートに出たくて仕方なくなっている。年寄りの冷や水、シニアプレーヤーだからこそ、気持ちアゲアゲで行かなくてどうする?
森下昌彦(えむもりさん)
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