「あの時こうしておけば…」と、どれだけ悔やんでもあとの祭り。簡単に出来ることを後回しにしたばかりに、時間もお金も余計に掛かってしまう結果に…。
自戒をこめて、恥を承知で公表したい。早く行動できるキッカケになることを願っている。
最も大切なのは、基本に忠実であること
通勤で使っているママチャリの鍵を、〝落として〟しまった。
どこに落としたかは分かっている。事もあろうに、自宅マンションのエレベーターの降り口の隙間に落としてしまった。
6階からエレベーターに乗ろうとした時に、「ポロっ」と落としたかと思ったら、小さく「チャリン」と音がした。そしてその音は、一瞬の間をおくことも無く、更に小さくそして下へ下へと遠くなっていったのだ。
「チントンチョンチンシャポロ…」(その後、静寂)
やってもたぁ!!
選択肢はない
次のエレベーターの定期点検の時に取ってもらうか?しかし、それまで自転車を使えないのは困るので、そもそも選択肢にない。
当たり前だが、掛かったままの鍵を外して、新しいのを取り付ける方法しかないのだ。
ちなみに、車輪にグルっと輪を掛けるタイプのロックは嵩張るので、今回は候補リストから排除。
誤算1
すぐにホームセンターに行って、自転車の鍵を買ってくれば良かったが、実はこの日は金曜日の夜。月曜の朝までに作業すれば大丈夫、と変な余裕を持ってしまった。
誤算2
何だかんだと週末が忙しくてホームセンターへ行けず、月曜の朝にドライバーで鍵を取ってしまって、その日を凌ごうとしたが、ドライバーだけでは外せないことが、その時初めて分かった(他人の自転車を盗んだ経験がないので…)。急遽電車通勤に変更。
誤算3
輪行の経験から、ロードバイクの重さは体感したことがあるが、ママチャリはその何倍も重い。自宅から最寄りの自転車屋さんまでの数百メートルを、前輪を浮かせながら引っ張ったが、今でも筋肉痛が残っている。
あっという間に作業完了
自転車屋さんでは、開かなくなった鍵をデッカい枝切りハサミみたいなヤツで、一瞬にして「バチっ」と切断。そして、新しい鍵を付けてもらって、わずか5分ほどで作業完了。拍子抜け感が甚だしい。
「だから、さっさとせんかい!」って話。
まとめ
樺沢紫苑先生曰く、「不安は、行動しないとますます溜まる」そうで、たとえ見切り発車でも、動いた方が良い。
動かなければ不安が増幅されるばかりか、問題は1ミリたりとも解決されない。
分かってる。動こう。
それもそうだが、そもそも発端となった「鍵を落とした」ことへの備えが甘い。
小さなカギ一本を指先につまむだけだと、そりゃあたまには落とすことだってある。
ちょっとしたもので良いから、キーホルダーに付けておこう、とは以前から考えていた。基本中の基本だ。基本は〝当たり前のこと〟だから、軽く見られがちだがそれではダメ。
基本に忠実であること。さっさと行動すること。
もう、ホントに決めた。決めたと言ったら決めた!
森下昌彦(えむもりさん)
最新記事 by 森下昌彦(えむもりさん) (全て見る)
- 「この曲は現在、この国または地域で入手できません」ってなんだ? 〜iPhoneで音楽が聴けない時の対処法〜 - 2022年1月23日
- ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか 〜ドイツ車に乗ってもドイツ人の様にはなれなかった僕が今思うこと - 2022年1月16日
- 年賀状作りはオワコンなのに、僕がそれをやめない理由 - 2022年1月8日