樺沢紫苑先生のおっしゃる、「インプットとアウトプットの黄金比率3:7」を実現するために、アウトプット不足解消策を練ってみた。
インプットとアウトプットの比率を「見える化」する
このところの僕は、なんだか〝乱れて〟いる。
本を読むスピードが落ちてる。ネットショップ巡りを長時間してしまう。億劫でランニングに出られないから運動不足。
原因は色々あって分かってはいる。つまりは心の問題なのだが、好転するのをただ待つよりは、行動を無理やりにでもアクティブに変えて、矯正を図る。
要は、心と体はリンクするので、どっちかが下がれば一方も引きずられる。そして、とにかくガムシャラに持ち上げれば一方もそれなりに上向く。そんなものだ。
したがって、無理やり行動にブーストをかけることにする。つまり、アウトプット強化月間宣言!
アウトプットは結果が見えにくい
例えば本を読んだとしよう。勿論、本当は読んでどれだけ身についたかが重要だ。でも、僕の場合「読んだ」という事実だけで満足しがち。
すると、あまり良くないとは思っていても、結果として満足の快感に負けることになる。情報をどんどん入れることに終始してしまうのだ。
これに対して、アウトプットは実際にしたとしても、その成果が現れるのが即座ではないために、満足感を得にくい。そこで、結果が出る前の段階でも、ある程度満足感を得られれば、自ずとアウトプット比率が上がるはずである。
1. グラフにして記録する
iPhoneの「Grapho」というアプリを使って、その日のインプットとアウトプットの比率をグラフ化して、毎日Twitterに貼り付ける。
2. 三行日記のネタは、アウトプットに絞る
毎日のポジティブな出来事を、「三行日記」にしてTwitterにアップすることを目標にしているが、「起きた事」ではなく「起こした事」に絞って投稿する。より能動的に、自分の人生をコントロール下に置きたい。
3. 妻に「今日のアウトプット」を申告する
外でカフェ仕事なんかしようものなら、「家事を放ったらかして遊んでる」と思われるのがオチだ。「こんなふうに時間を使った」と報告すれば、フィードバックになるしコミュニケーション不足解消にもなる。
やってみて初めてわかる
これを実行し始めると、すご〜くネタに困ることになる。
1日を振り返っても「こんな事がありました」ばかりで、「こんな行動をしました」というのは少ない。いかに既製の枠の中に留まっているかを示していると思う。
枠を飛び出して羽ばたくために、これを継続していくしか無い。始めのうちははキツくても、慣れればクリアの快感を得られるはずだ。そうなればしめたもの。一歩前進の証拠だ。
森下昌彦(えむもりさん)
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