なかなか良いことが起きないなぁ…。お祓いでもしてもらおうかな…。
ふっとそんなふうに思うことはよくある。信心深いわけでは無いが、そこら辺はやっぱり僕も日本人ぽい。
どうせなら、神様により耳を傾けてもらえる方法なんかも教えて貰えるなら、ぜひお願いしたいところだ。
神さまが願いを叶えたくなる「神結び」の方法
最初に言っておくが、神さまだってすべての人を相手に出来るほどヒマじゃ無いだろう。それなら、丁寧にお参りに来てくれる人を贔屓してしまうのは、まったく普通の感情であって、こっちの世界でもあっちの世界でも、それは同じじゃ無いだろうか。
いきなり不躾にやって来て、「夢を叶えて下さい!」なんて言うだけじゃなく、それなりのお作法を踏まえた方が良い。
これ、もしかして自分のことかな?そこで…。
- 神さまに〝会う〟時の礼儀を知る
- 神棚を置こう
- 自宅をパワースポットにしよう
を実践してみることを決めた。
まずは、やってみるだけ
よく「二礼二拍一礼」とか言うが、まず、神さまには感謝を伝えるのだ、という心の姿勢の方が大切。
たまにやって来て長々と話して帰る人よりも、ろくに話さなくてもちょこちょこ顔を出す人の方とコミュニケーションは深まる。
心理学での鉄則だが、神さまの世界でも同じようだ。
つまり、一方的にペラペラとお願い事ばかり言うのではなく、頻繁に日頃の感謝を伝えに行く。そもそも神社とはそういう所だ。
今の自宅に移る際に、「神棚を置こう」と張り切ってはみたものの、取り付けてもらうのがちょっと面倒くさそうで、そのままフェードアウトした過去がある。
そう言えば、亡くなった祖父は、毎朝神棚に手を合わせていたし、僕はそこに水を供えたりしていた。
よい行いを、なぜ僕がいま途絶えさせようとしているのか?子供も居るのに…。ああ、イカン!
それから、これからも長い時間を過ごすことになる自宅を、落ち着いて且つ、腹の底からパワーが湧き上がる場所に変えていきたいのだが、もちろんまず第一は「掃除」だ。
神さまに、心地良く居続けていただく為なんだから、「イヤイヤ」なんて論外。心を込めて、しっかり床も自分の内面も磨きたい。
道半ば
この本を読んでから、通勤途中の小さな神社であったり、土地神さまであったり、出来るだけほんの少しでも立ち寄ってみようとしている。
今まで気にならなかった所にもひっそりと鳥居が立っていることに気付いたりして、意識が変わってきた。
とは言え、なかなか行けない…という場合には、最低でも玄関だけはなんとかキレイに清めている。
無理に頑張らなくても、清々しい気分に変われるから不思議。日課になったら、すごく精神的に落ち着いてきそうに思う。
まとめ
ひとことで「神さま」と言っても、どこの神社にどの神さまが祀られていて、それぞれの得意分野は何なのか?なんて情報はなかなかに読み応えがある。
僕の場合で言うと、自宅の近くに「起業・転職の神さま」の神社があることが分かって、これはすぐにでも飛んで行きたい。
しかし、再度言うことになるが、神社はお願いをしに行く所ではないのだ。
感謝を伝えて、心を清浄に保とう。
この本にあるフレーズで、ビビッときたのは、間違いなくこれなのだ。
「感謝の多い人は願いが叶う人。」
森下昌彦(えむもりさん)
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