デジカメに欠かせない装備品のひとつがメモリーカード。大半の機種がSDカードに対応している。
「そこそこの容量があれば何でも一緒」と思っていたが、従来使っていた物の一番肝心な容量に、最近不満を感じるようになってきた。
買い足そうと思って調べ始めたら、容量だけが比較要素ではないことに、今更ながら気付いた。
迷ったらPRO GRADEの超ハイスペックSDカードがおすすめ
あまり実店舗では見かけない「PRO GRADE」というメーカー。どうも、Amazon専売なのかな?
元Lexarのエンジニア達が立ち上げた、プロ仕様にこだわった製品を次々生み出すことで、近ごろ注目のメーカーだ。
ハイスペックはもとより、すべての出荷品に固有のIDが付与され、修理対応するなど、品質の高さにも相当自信がある様子。
実は、Canonが自社製品のスペックをテストをする際に、指名使用しているのでは無いか?と噂になる程の代物。とにかく、超期待大。
SDカードに求める性能
カードの容量は、もちろん大きい方が余裕が生まれる。
でも、近年はそれと共に「スピード」が重要視されるようになっている。
つまり、高画素・高精細のカメラが撮る画像はデータ量が凄まじく大きいので、速くカードに書き込んでいかないと、すぐ「詰まって」しまう。
「一枚撮るたびに休憩」という訳にもいかず、それではせっかく上がったカメラの連写性能も全然活かせない。
おまけに、時代は「動画」の方へ移っている。「4K」だの「8K」だのよく分からないが、あの驚くほど鮮明な画像を、1秒間に何十枚も、遅れることなくノーミスで書き込めることが求められているのだ。
基準がいっぱい
そのスピードについては様々な規格があって、僕の拙い文章力では到底補足・説明できない。
ざっくり言うと、UHS-2を選んでおけばまぁ間違いなし。動画も撮るならV60とかV90も視野に入れた方がいいかも?と言ったところ…。
僕の場合
僕が今回選んだカードは、PRO GRADE Gold 258GB UHS-2 V60というヤツ。書き込み速度が130MB/秒、読み取りは250MB/秒。もっと速いのもあるが、十分に爆速。
値段的にも結構奮発してしまった。
言っておくが、僕が現在使っているカメラは、もう何年も前に廃盤になっている「EOS kiss X5」で、もちろんUHS-2になんか対応していない。
つまり、完全に「宝の持ち腐れ」状態。
じゃあ、何でこんなにハイスペックのカードを選んだのか?
宣言
それは、これからもっとカメラに、写真にコミットすることを決めたからだ。フルコミットして、人生を変えることを決めたからだ。
写真を撮ることが、単なる趣味ではなく、しっかりマネタイズ出来ている状態であること。平たく言えば「プロ」であることを目指すのだ。そう決めたのだ。
今回のSDカードは、その第一歩としての先行投資だ。
「高けぇ〜!」と怯んでいる場合ではなく、「初心者だ」と言い訳を用意している場合でもないのだ。
やれば一歩ずつ進む。間違いない。ますます昂ってきた。
森下昌彦(えむもりさん)
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