9月13日に「なんだか無性にシャチが見たいぞー!」どばかりに、名古屋港水族館へ出掛けた。
EOS R6は無いし、当然ながらお供はEOS Kiss X5である。
「キラッ」と光る写真が撮れなくて残念だったが、自分のイメージが、よりはっきり見えてきたという意味では、良い経験ができた。
何世代も前では仕方ない
ひとことで言うと、躍動感のある写真は撮れない。
この際、僕自身のスキルについては、あえて棚に上げさせていただいた上での話だ。
AFが甘いし、追い付けない。カメラ自体のスペックと、レンズの駆動が遅いのと、両方あると思う。
水槽の中を泳ぎまわる魚に、ピタッとフォーカスした明るいショットを狙っていたが、「もう一歩」が精一杯。ゆ〜っくり泳ぐウミガメでも、ちょっと苦しいというレベルだった。
撮りたいもの
そもそも僕は、運動会での子供のピカピカの笑顔を撮りたい、と思って一眼レフを買った。今でもその基本は変わっていなくて、動きのある人を追いたいのである。
今は子供とは限らないものの、目の奥が光っている人を撮りたい。仕事に打ち込む人の目とか、そういった感じ。
つまり、究極はナショナルスポーツの決定的シーンなどになるのだろうが、究極に研ぎ澄まされた痺れる表情を狙ってみたい。ストロボをセットしてグラビアを撮るような、「静」のイメージとはちょっと違う。
進む道は決まり!
つまり、やっぱりR6一択。寄ってバチバチ撮れば、間違い無いだろう。
しかし、この情勢下で納期3ヶ月以上だし、気軽に買える金額でもない。仕方ないからX5で撮れるもので、なんとか勝負できないだろうかと、チャレンジしてみることを決めた。
どこに予約を入れるかと、ある程度お金の工面のことを頭に置きながら、人の目を引く作品の構築に勤しもうという訳だ。
3ヶ月なんて、あっという間だろうことは分かっている。マネタイズ出来るように、その礎を作っていこう。
不確定要素があまりにも多いのに、何だかワクワクするのだ。まさに〝調子が上がってきた〟状態である。「このまま突っ走れ」のお告げだと捉えた。
森下昌彦(えむもりさん)
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