「NIKE RIVAL FLY 2 WIDE」が今シーズンの相棒 〜ランニングシューズを新調した〜

何年も履き続けたランニングシューズがずいぶん傷んできたので、新調することにした。

選択肢は無数にある訳だけれども、僕の場合、一番重視すべきはフィット感と値段だった。

新グッズ紹介と、僕のランニングに対する考え方を一言。

ランニングシューズを新調した

ご存知のように、長距離ランニング界では厚底ブームが収まりそうもない。エリートランナーをさらに飛躍させる底力が、あのシューズに備わっていることは、もはや疑いの余地が無いと言える。

しかしながら、僕のような一般ランナーが飛びついても十分に納得できるかどうかは、別問題だと考える。

ローテク厚底
ちょっとくらいの厚底では全然目立たない

厚底は高すぎる

こんなことを言っては身も蓋もないが、ランニングシューズは所詮「運動靴」である。カーボンプレートをはじめ、数々のハイテク素材を駆使したシューズが安かろうはずが無いことくらいは理解できる。ただ、3万円の運動靴を履きこなす技量が、自分にあるとはとても思えず、尻込みするのが、ファンランナーの大多数の感覚だと思う。

低価格=デザインがショボい?

その高価格のハイテク厚底シューズだが、確かに見た目が飛び抜けてカッコいい。そこは認めざるを得ない。ただ平伏してしまいそうだ。

その分、低価格の商品に振り分けられるべきリソースが、見るからに及んでいないという感想を持っている。カッコ悪いのだ。「安くて初心者向けだけれどカッコいい」というのが見当たらないのは残念。

幅広足の宿命

そして決定的なのが、僕の足は「幅広」だということ。スマートな見た目のシューズはキツくて入らない。3Eか4Eを選ぶことになるが、上記のカッコ悪い問題がここでも顔を出すことになる。でも痛いのを我慢して履くのは、本末転倒。

〝妥協〟には違いない?

そこそこの値段で、足にフィットすることを最低条件として選択したのが、NIKEの「RIVAL FLY 2」というモデル。もちろんWIDE版。

地味だけれど、黒とグレーのツートーンで、紐が足の甲の真上ではなく小指側に偏っているので、圧迫されにくくて良い。幅広な上に甲高なので…。

ライバルフライ2
「自己主張弱め」つまり地味

行動がすべて

結局のところ、そこそこにモチベーションを引き上げてくれさえすれば、そこまでこだわりがある訳では無い、ということになろうか。あくまでも〝ツール〟に過ぎないのだ。

それに、僕の場合、ランニングはロードバイクやテニスのためのトレーニングであり、メンタルを整えるためのエクササイズだ。カメラを担いで歩き回るためのウォーミングアップでもある。シビアにタイムを縮めるのが目的では無い。

「格好から入る」のは、もちろんキッカケとしては素晴らしい。しかし、継続するのはもっと素晴らしいし、それだけ難しいことでもある。極論ではあるが、行動出来さえすれば良いわけで、どんな道具かはその次の話だ。

スウォッシュ
ナイキフリークなのでこのマークにはやっぱりそそられます

しっかりと走って、心身ともに強靭でしなやかであるよう望みたい。ストレスも減って意欲的になれたら最高だ。その相棒が手に入って、気分の良いランニングシーズン到来なのである。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら