〝New standard〟Canon EOS R6を買うのだ、と、ずっと言っていたくせに、なぜか今僕の手元には、EOS 5D mark3がある。
世の中予定通りには進まないことも多いが、今回の場合決して「ブレている」訳ではない。
少しだけ、そのへんの言い訳に付き合っていただきたい。ただし、これは単なる言い訳ではなく決意表明でもあるので、自ら有言実行のプレッシャーを浴びることを選択するという意味がある。
R6を買うはずが、なぜか5D mark3を買ってしまった
僕のデジタル一眼レフデビューは、EOS kiss X5だった。子供の成長をきれいに残したい、という、親としては有りがちな理由からだった。
しかし、この手の電子機器は、日々の技術的進歩のスピードが、とんでもなく速い。
機械として使える(故障していない)のは当然としても、創作意欲を掻き立てられるには、スペック的に厳くなってしまうのが常だ。早い時期に…。
R6が良い
そこで、一足飛びのR6となる訳だが、一眼レフからミラーレス一眼への大変革の波に、ちょうど乗せられた感もある。
絶対に抗えない流れだし、悪くはないと思う。
在庫なし
R5とR6の発売は夏の終わり頃だったが、いまだ在庫が潤沢にある状態とは言い難いようだ。
上の子供のクラブ活動の様子を撮ってみたり、他にもたくさん撮影対象は目白押しだ。シャッターチャンスをみすみす逃すのは悔しい。
1日でも早い方が良い、ということで、5Dを中古で探したという訳…。
プロになる練習をしておく
旧型ではあるが、プロ機である。数年前ならトップグレードなのだ。性能的な言い訳を排除して、「これで撮れなきゃ自分が悪い」という状態に追い込むのが、自分のためだ。
技量とマインドセット
そう、「プロになる」というマインドを、しっかり植え付けておくことが大切。「自分には無理かも…」なんて思ってるから無理なんだ。
つまり、「お金をいただけるプロになろう!」が再重点ワード。
ロードマップ
もちろん「R6狙い」は変わらない。しかし、周辺機器も含めて大変な出費になること必至なので、無計画とはいかない。
何しろ、現状手持ちのレンズがEF40mm f2.8 STMだけしかない。最高に気に入っているが、単焦点一本だけでは心許ない。
コンパクトEFを中心に狙う
そこで、ロングセラーのコンパクトEFレンズを、次のターゲットに据えようかと思う。
コンパクトを重視すれば、のちのRシステム運用の時に、マウントアダプターを介してもハンドリングが良いはずだ。
〝キレッキレ〟の解像度が必要なら、RF狙いもあろうが、R6本体の性能が何段階もアップしているので、古いEFのポテンシャルをフルに引き出してくれるらしい。あちこちのプレビューの情報だが、そうらしい。
状態の良い中古レンズを探せるので、その方がモチベーションも上がろうかというもの。
機材ももちろん大切だが、「撮るぞ」という気持ち、そして何を撮るか?そっちの方が何倍も大切なのは言うまでもない。
アウトプットしまくろう
考えてみれば当然だが、写真を撮るという行為は一見アウトプットのようで、作品を公開しなければただの自己満足だ。
ネット上でも何でも良い。どんどんアップしないと発展性が無い。SDカードの中身ばかりが膨らんでいくことを深く反省し、「ばんばんアップ」するを習慣に変えたい。
名付けて「BBU作戦」とでもしよう。
森下昌彦(えむもりさん)
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