最近の小豆島では、一番の人気スポットと言っても過言ではないのでは?
ご存知、「オリーブ公園」である。
すぐ近くに、「オリーブ園」があるが、厳密には違う。よく注意してほしい。
やっぱりややこしい…
バスで行くなら、「オリーブ公園口」で降りる。坂の上の「サン・オリーブ」で降りた方が楽だが、ここに寄るバスの便数が極端に少ない。下から歩いても知れているので、頑張って!
隣のバス停「オリーブヶ丘」の目の前、「オリーブ園」のご紹介は、回を改めて必ずしたいと思っているので、今回はあくまでも、「オリーブ公園」の方でお願いしたい。
〝観光地感〟にあふれてる
さて、そのオリーブ公園であるが、最初にも書いた通り、休日ともなれば、お土産売り場は観光客がひしめき合っている。
観光バスが入れ替わり立ち替わりやって来るし、路線バスの時間が迫ると、バス停にはそこそこの行列が出来ている。
〝インスタ映え〟するとかで、そこら辺にほうきを持った人たちが闊歩する。
「魔女の宅急便」のドラマの撮影に、この場所が使われたことがある関係なのだが、知らなければ実に可笑しくて不思議な光景だ。
人混みを避けます
お土産もほうきも良いが、半分地元民みたいなものなので、此処ではゆっくりすることを最優先する。
隣のサンオリーブ温泉を目指すのだ。
ホールやレストランが入った建物があって、その最上階が温泉になっている。いわゆる「日帰り立ち寄り温泉」って感じで、気軽に手ぶらでも利用できる。
「どうってことない」と言えばそれまでだが、決してそんなことはない。海側が全てガラス張りになった浴室から、内海湾を見下ろしながらお風呂が楽しめてしまう。
なぜ海の景色は、長時間でも見飽きないのだろう?僕好みの、やや温度の低いお湯が、いつまでも見ていた気持ちを後押ししてくれる。
高まる異国感
此処は少し陽が傾いてくる時間よりも、カッと晴れ渡った真っ青な昼間が似合う気がする。南ヨーロッパっぽいというか…。
立ったまま入る深いお風呂があるのだが、そこからキラキラ明るい海と空を見るのが、実は僕のお気に入りである。
穴場です
すぐ横の喧騒が嘘のように、やたらのんびりできるので、なんだか罪悪感すら覚えてしまう、特権階級になった気分なのだ。
風呂上がりには、これまた見晴らしの良い休憩室もあるので、大きな椅子でウトウトしてみては如何だろうか?
きっと気持ち良すぎて、大いびきで寝てしまうかも知れない。そこはまあ、お許しあれ。
ちょっと足を伸ばせばいいだけなので、みんな入っていけばいいのに…。サンオリーブ温泉、立ち寄らない手はないのだ。
森下昌彦(えむもりさん)
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