ウエディングキャンドルの効用 〜要らないけど捨てずにいたら良い事が起きた〜

大掃除をすると、どう見ても必要ではなさそうな物がゴロゴロ出てくる。

スパッと捨てられるものは、もちろんゴミ箱直行。そうじゃないものは、「一回だけ使ってから…。」まったく往生際が悪い。しかし、稀に掘り出し物もある。

思い出が溢れる◯物が溢れる✖︎

結婚して10年以上が経ったが、結婚式関係のグッズが、まだ部屋の隅の段ボールに入っていた。

お祝い電報、プランナーのお姉さんとのやりとり用のノート、席次表…。

思い出は大切だが、物自体の価値は相当に薄れた。言わずもがなではあるが、愛情の深さに比例している訳ではない。

よって、「捨てる」を選択する。写真に撮ってデータ化しておきたいものは、そうする。それなら嵩張らない。

お祝い電報ありがとう

デカイやつ発見

その中のひとつ、「ウエディングキャンドル。」

高さ30センチほど、太さが10センチほどはある。かなり重い。側面に「25SILVER」、「50GOLD」とか書いてある。いちばん下は「∞」だ。要するに、火を点けてロウソクが短くなっても、いつまでも仲睦まじく、という意味である。

しかし、率直に言うと、「何でこんなモン買ったんだ?」なのである。この10年、火を点けた記憶はない。

捨てよう。いや、一回だけ点けてから…。

ウエディングキャンドルの効用

子供がまだ小さい我が家は、彼らが寝静まった後の一瞬のみが、夫婦間の会話に充てられる時間だ。

ちょうどクリスマス前後ということもあり、テーブルにロウソクを立てて、お茶をした。もちろん照明は、グッと落とした。

ダウンライト

結果だけ言うが、しばらく、捨てるのは棚上げすることにする。

妻とムードが盛り上がったから、とかではなく、ものすごく落ち着くことに気付いたからだ。

自然の火には、やはり不思議な力があるように感じる。お寺にも教会にもロウソクはあるが、人間の力を超越した部分に、尊厳・畏れのようなものを感じているのだろうか?自分の内面が、とても素直に研ぎ澄まされていく気がして、この上なくスッキリとする。

それに、もっと現実的な部分では、テーブルの上が散らかっていると危なくて仕方ないので、綺麗に片付けなくてはならない。それも気持ちいい。

∞までお伴します

流されるのではなく、自ら創造する

日常には、もちろん1日のリズムがあって、それを意識的にコントロール出来た方が、効率的で充実感溢れる人生を過ごせるだろう。

昼間は集中して突っ走るが、寝る前にはそのペースをスローダウンして、休息モードに持っていった方が入眠しやすく、睡眠自体の質も良くなるはずだ。

落ち着いたティータイム+たっぷり睡眠+夫婦円満。

一石二鳥どころの話ではなくなってきた。

まとめ

今になって、ウエディングキャンドルがこんなギフトをもたらしてくれたことに感謝。

結婚前後の浮かれた気分を思い出させる為ではなく、しっかりと今後の暮らしを見据えよ、という御達しに違いない。

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森下昌彦(えむもりさん)

森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら
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