鏑木毅さんが唱える「続ける秘訣」 〜真面目さに潜む脆さ〜

「続けられない」は、よくある悩みのひとつだろう。せっかく始めても、いつの間にか、尻切れトンボ…。

「あのまま続けていれば、今ごろ凄いことになっていたのに…」とボヤいたところで、全くの無意味。どうせなら、納得するまでやってからやめれば?

続けたいならユル〜く行こう

納得するまで続けられるコツ。それは、意外にも「無理に続けようとしない」こと。

「えぇ〜?そんなことしたら、すぐにでも辞めてしまいそう」でしょ?でも、何事もガチガチに固めては堅苦しいだけ。適度な「遊び」は必要なのだ。

鏑木毅さんをご存知の方は多いだろう。トレイルランニングの第一人者である。この世界的ランナーが薦める継続の秘訣は、「不真面目であること」だ。

そんなに緊張は続かない

少し考えれば分かることではある。シビアに結果を求めても、うまくいかないこともあるだろう。妥協ばかりするのもどうかとは思うが、緩急がないと糸が切れる。

走るコースをちょくちょく変える、数回に一回は、結果度外視でレースに出てみる、などのやり方を上げておられる。

なるほど、余裕あってこそなのだ。

ビル景色

燃え尽きても知らないぞ

僕もランナーの端くれである。しかしながら、あくまでも〝端くれ〟であって、大手を振って「ランナーだ!」とは言いづらい。

なぜか?サブ3でもサブ4でもないから、ではない。走ることを「続けていない」からだ。思い出したようにたまに走るだけでは、後ろめたい。

後ろめたいだけでなく、もっと問題なのは自己否定がかさむことだ。

前述したように、やり切ってやめたのなら問題ない。そうでなければ、これまでの労力も時間も水の泡。おまけに「やっぱり俺って、ダメなやつ」って感情を残してしまえば、とんでもなくマイナスに振れてしまう。水の泡だけでは済まない。

肩の力を抜いて、そして笑顔で

今日の結論。「とにかく走る」に尽きる。そのために、初動の心理的ハードルを極限まで下げよう。

靴さえ履いてしまえばこちらのものだ。5分走れば10分でも20分でも、すんなりと乗り切れることは知っている。

ただ問題は、「靴を履くのさえ面倒臭い」ときだ。ちょっとご褒美でもチラつかせてみようか?めっちゃカッコいいウェアとか…。

ランニングシューズ

見た目から入るのは姑息だが、立派なモチベーションアップ法なのだ。あのイチローでさえ、フランクミュラーを買ったりするそうだから、凡人なら尚更だ。

倹約もいいが、気分が盛り上がる派手めのウェアも捨てがたい。なんとも悩ましい。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら

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