秋冬のマラソンシーズンに向けてのトレーニングは、実はもう追い込みの時期を迎えていると言っても過言ではない。絶好のシーズンまで2ヶ月ほど。
でもやっぱり、暑すぎてそれどころではない。
それなら、早朝か夜に走るしかないのだが、僕は最近ではもっぱら「夜派」なのである。
ランニングのトレーニングを夜に行うメリット
日中の猛暑を避ける目的なら、早朝でも構わないのだが、1日のスタートであまり追い込んでしまうと、その日まるまる使い物にならない状態になる危険性がある。
早朝とは言え、この時季なら30度近くはあるし、日差しも強い。起きがけの運動は散歩程度に抑えておくのが、体の負担を考える上でも賢明だ。
そこで、僕の場合、ちょうど日没から1~2時間くらいがベストではないか、と思っているのだが、如何だろうか?
「頃合が良い」ということなのだが、これより前はまだ陽が高すぎる。遅くなると、寝る時間に近くなるので、睡眠の質に影響しそうだ。
気が高ぶったままでは寝られないので、就寝の2~3時間前は大人しくしていたい。
その他にもいくつか、「夜ラン」のメリットを紹介する。
帽子・グラサン不要
陽が落ちているので、帽子やサングラスは無くてよい。集中度を高めるために、意図的にサングラスを使うことはあるが、あくまでも軽く流す程度の練習。ここは、出来るだけ荷物が少ない方を選択。第一、暗いときは、見えなさ過ぎて危ない。
シンドそうで無様でも平気
暗くて顔がよく分からないので、すれ違う人に、苦しそうに走っているのを見られにくい。だから人目を気にしなくてもいい。
見られるかどうか以前に、「そんなにしんどいのに走るって、意味わからん…!」とか思われるのは、嫌だ。一応ランナーの端くれなので、楽しそうに走る姿をアピールする役を担っているつもりである。
「苦しい時こそ笑う」が信条なので、出来るだけ楽しげに走っているはずなのだが、思わずホンネが「ポロっ」と出ても大丈夫。
ダサくても平気
ウェアをバッチリ決めなくてもいい。
モチベーションを高める意味でも、「見た目」にはこだわったほうが良い。
とは言え、いつもいつもでは、気持ち的に負荷が大きいだろう。時には、「暗いし誰も見てないって…」的なスタンスの方が、ハードルが低くなって良い。
まとめ
まだ誰にも宣言していないが、11月の「瀬戸内海タートルマラソン」では、自己ベストを狙う(えぇ、言っちゃった…)。
当たり前だが、簡単にクリアできる目標では、真の意味での〝目標〟にはならない。「自己ベスト」は、現状の自分にとって丁度良いターゲットになり得る。
超ハードな練習を科す、なんて最初から到底無理。それよりも、難なくクリアできるレベルの、その日その日の目標を、愚直に淡々と毎日達成し続けることを念頭に置く。
遠くの目指すべきゴールを目の端に置きつつ、足元の小さな一歩を確実に進める。
成功に至る道は、どこも似たような風景であることが多い。
森下昌彦(えむもりさん)
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