限界の決め方 ~タートルマラソンを機に、不完全燃焼からのオサラバ~

11月末の「第39回瀬戸内海タートルフルマラソン」まで、2ヶ月あまり。この時期に追い込んで、ラスト1ヶ月で確実なものに固めていく、というプランだが、実はなかなかペースUPしない。

見切り発車的ではあるものの、この辺で、距離に対しての耐性を高めておかないと、間に合わないだろう。2日続けて、ちょっと長めに走ってみた。

限界の決め方

とにかく、体重をあと3キロ、体脂肪率も3%くらい落とさないと、ハードめのメニューは辛いと思う。膝に慢性痛が出て、走れなかった経験を持つ僕は、もしかして、調子に乗ってやり過ぎるタチなのかも知れない。慎重にやる必要がある。

1時間走を、超スローペースでやってみた。目先を変える意味で、1日目自宅から北向きコース、2日目南向きコース。

いけたぁ!

結論から言うと、途中「しんどいなぁ」と思うことはあったが、無事走破。翌日の筋肉痛もほぼ皆無で、走り終わった直後も翌朝も、超快適であった。

つまり、自分で設定していた限界が、現状の僕には低すぎた。

そこで少し考えた。どこまで次の目標を引き上げたら良いものか?と…。

人に決めてもらう訳にもいかない。ここは、「自分の感覚に素直に」と行こうではないか。

感覚がすべて

「感覚」と言うと、〝適当〟〝いい加減〟というニュアンスを含んでしまいそうになるが、そうではない。

脳や全身の感覚器を総動員して、「気持ちいい」を感じるのだ。

「気持ちいい!」は体に良いに決まっている。「苦痛」は体に悪いから、危険信号を自らに発しているに過ぎない。だから、過度になることなく、気持ちいいことを、ただ貪欲に求めるだけで良い。躊躇なく…。

海に漕ぎ出せ

気をつけたいこと

ただ、厄介なことに、変化のない世界を「気持ちいい」と感じてしまいやすいのも、人間の性なのだ。

言うまでもないが、これは何にも挑戦しない、というのと同義だ。それでは自己成長な望めず、先細り必至である。

ちょっとだけ現状の自分を超えているところに、自己成長の芽がある。自ら、コンフォートゾーンを抜けないといけないのだ。

行動

決断して行動する。これからも、人生はこの繰り返しなのだ。

当然失敗の数も積み重なる。それがとてつもなく怖いものとして、立ちはだかることもあるが、大丈夫。

思い返してみよう。「あれをやっておけば良かったなぁ…」という後悔はあっても、「あれをやらなければ良かったなぁ…」は不思議と思い浮かばない。

確かに上手くいかなかったことも多い。それなのに、結局「やって良かった」に収束してしまっている。

夕景

使い切ろう

そうだ、人生は言うまでもなく有限。しっかりと使い切ることが、各々に課された最低限のミッションなのだ。

体調と相談なので、現時点で何とも言えないのがもどかしいが、来る11月25日、午前10時40分頃になるだろうが、「やり切った!」という感動を胸に、僕はゴールテープを切る。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら