ママ友同士の会話で、旦那の愚痴を言っているだろうなと想像するのは、結構たやすい。
自分がどう言われているかは、大して気にならないタチの僕だが、よその旦那がどんな人なのかは、少し気になる。
妻が聞きつけてくる「よその旦那情報」は、時にとても刺激的で、自分を駆り立ててくれる場合もあるからだ。
人生のビジョンを共有することで、実現度がグッと上がる話
「○○ちゃんのお父さんは、めっちゃ多趣味らしい」という話を聞きつけてきた妻。
その多動ぶりに、奥さんはやや閉口気味だとか…。
妻は「うちも一緒や」と返したらしい。
えっ、「うちも一緒」?
妻にしてみれば、いつも半分絵空事みたいなことばかり言っている旦那に、「付き合うだけでもしんどいよ!」って気分なのかも知れない。
しかし、自分で言うのは情けないが、現段階ではあくまでも「絵空事」なのだ。
現状の僕は、「言うばかりで何も出来ていない人」に過ぎない。
枠に嵌った方が楽なように出来ている
具体的行動に移せない理由はいくつかある。
僕が何らかの組織に属して仕事をしている、拘束されているという立場でなくなったとしたら、下の子が保育園に通えなくなる、というのは結構きついハードルだ。
世の中には、その証明書を貰うことが目的で働いているお母さんが居ることも知っている。
しかし、僕の場合それもあと1年半ほどだけなので、タイムリミットは近づいている。うかうかしている場合じゃない。
第一〝出来ない理由ばかり探す〟のは性に合わない。
どちらにしても、妻は僕が何事かをやらかすつもりであることを、容認しているかどうかは別にして、身構えていることだけは窺える。
迫り来る「枠から出る時」
これは心強い事実である。
半分呆れられながらも、「家族を顧みない旦那」という不本意なレッテルを貼られようとも、コンコンと人生のビジョンを語り、妻の耳に刷り込んできた結果であろう。
ここからは、語るだけではない、ほんの少しでも現実を変える行動に移っていく必要があるだろう。
よりどころ
一緒に「人生マップ」を書いて共有する。日々それを上書きして完成度を高めていく。
これからも、眠そうな顔をして、面倒くさげに話を聞かれること自体は避けられそうにない。でも、それも着実な一歩なのだ。
ひとつ分かっているのは、僕の場合、家族を置き去りにした夢など考えられない、ということ。
世界は変わったけれども家族が付いて来てはくれなかった、を決して望んではいないということ。
森下昌彦(えむもりさん)
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