コンフォートゾーンが、実は全然「コンフォート」じゃないことに気付いた。 〜〝違う…〟は飛躍のチャンス〜

普段の何気ない思考や行動は、当たり前にように無意識下に行われていく。だから、その根拠を改めて問うと、自分のことながらよく分からないことも多い。

よく行くお店。いつも通る道。服や食べ物。それらは、その人にとっての習慣であり環境なのだ。

コンフォートゾーンが、実は全然「コンフォート」じゃないことに気付いた

「自分を変えなきゃ!」と思う人は多いだろう。人間は進化する動物だから、当然だ。それを自覚しない人も、悠久から続くDNAには抗えない。

つまり、習慣を変え環境をアップデートするのは、ヒトにとっては本能と言える。

でも、「変化が怖い」という感情、これもまた真なのである。ホメオスタシスを否定は出来ない。

それなら、どちらを選択すればいいのだろうか?

夜ご近所

「今」が続くという誤解

もうこの際、自分の感情ととことん付き合う以外にない。

現状の先に、明るい未来を感じるならば、それはそれで良い。わざわざ変化を求めるのは、リスクにしかならないかも知れないからだ。

もし〝ぬるま湯〟だと感じるなら、思い切って飛び跳ねる準備をすべきだ。感情を見くびってはならない。それは、今自分が立っているフィールドは「先細り間違いなし」の信号といえる。

そして、もうすでに違和感を覚えているのなら、何をためらう必要があろう?

人生は一度しかなく、誰もがそれを謳歌する権利を有していることに、今一度立ち返るべきだ。

通常、人はコンフォートゾーンに居るはずだが、もうそこは自分にとって、少しも〝コンフォート〟なんかじゃない。

廃屋

「今」を重ねて未来を変える

職業の貴賎を言うのではない。地域差別を論じるのでもない。

しかし、自分が明確にターゲットとして認識する場所が、自分のテリトリーから、上方に少しずれているのなら、これはとんでもないチャンスなのだ。

少しだけ背伸びをしよう

学校の友達だってそうだ。

自分よりも成績の悪い連中とばかり付き合っていると、足を引っ張られる。その逆ならば、引き上げてもらえる。

他力本願とか、学業成績で人を侮辱しているとか、そんな問題ではない。真理だ。

要は、少しだけでいいので背伸びをして、常に自分自身をバージョンアップしておこう。それで、気付けばステージが一段上がっている、ということが起き得る。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら