年末年始の休みの時だからこそ、普段出来ないことをまとめてやってしまおうとするのは、極めて危険だと言える。
「時間はたくさんあるのだから」と、予定をいっぱいいっぱいに詰め込んでしまう結果になる。気持ちはよく分かる。
意外にも、いつも以上に時間がない
でも、どこかに挨拶に行ったり、初詣に行ったり、子どもの世話だったり、さらに、食事ひとつ取っても、ゆっくり時間を掛けがちで、朝寝坊でもしようものなら、それだけでほぼ〝1日終了〟である。
最初に意気込んでいた、「休みだから〇〇をやるぞー!」という勢いは、敢えなく吹っ飛ぶわけだ。
なら、どうしようか?
在り来たりだが、「普段どうり淡々とこなす」しかない。
「ノンビリするぞー!」の方は、それが悪い訳ではない。たまにゆっくりするのは、絶対に必要なこと。
「ノンビリしないぞー!」は、度が過ぎてしまうと、窮屈でむしろ自己否定が強まる。〝出来ない自分〟を目の当たりにしてしまう結果になるから…。
それなら、普段どおりのペースで淡々とこなす、という意味を含んだ「ノンビリしない」、くらいがちょうど良い。
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まあ、これは正月休みに限ったことではない。
まず予定をしっかり書き出して、可視化した方が良いだろう。繰り返すうちに、自分にとっての適正量が把握できるはずだ。
あとは、「淡々とこなす」のみ。日々の積み重ねの先に、輝く未来があることを再認識するお正月なのである。
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森下昌彦(えむもりさん)
大阪在住50代。妻と1女1男。
長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。
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