過去6年間の写真を取り返して安堵 ~圧倒的インパクトで人を巻き込んだ者勝ち~

いよいよ、僕の古いWindows PCのクラッシュが、現実味を帯びてきた。

その差し迫った時期に降って湧いた、「昔の写真を取り返せプロジェクト」。

大量の写真は、葬り去られる運命か?

Windowsが壊れそう

最近では、Mac iPhone iPadしか使わないので、Windowsはあっても無くてもどうでもいい。Appleジゴ…、いやApple Heavenである。

ところが、その瀕死のWindowsに、多くの写真が置き去りにされている事が、判明した。

「取り返さなければ…」

しかし、この時点で既に、我がWindowsは、突然のシャットダウンが頻発する末期的症状。深刻…。

Google任せ

最近の、僕の写真を保管する手順はこの2パターンだけしか無い。

iPhone→「写真」→Googleフォト

EOS→Mac→「写真」→Googleフォト

である。

iPhoneのカメラで撮ったものも、一眼のEOSで撮ったものも、それぞれ iOSとmacOSデフォルトの「写真」に取り込む。これらは、もちろんシームレスに同期される。そこからは、自動的にGoogleフォトへアップロードされるように設定しているのだ。

時々、iPhoneのストレージを食い過ぎないように、「写真」に溜まったデータを古い方から順に消している。

それだけなので、別に注意していることなどは無い。

Google
なんでも任せられそう

お宝発見!

ところが、Macを買う前には、写真をWindowsの方に落としていたようだ。自分でも忘れていた。

2010年の秋から、2016年の春頃までの、70本の動画と580枚ほどの写真。

これらを、直ちにiCloudにアップロードしないと、消滅必至。呑気にしていたのに、急に窮地に追い込まれた気分だ。

その方法すら、完全に明確とは言い難い。とにかくIT音痴…。マシン自体のレスポンスが落ちているので、やり方が正しいのかどうかが判然としないまま、ウロウロしていると例によって「落ちる」。

絶望的である。

捨てたもんじゃない

結局、都合まるまる1週間。家にいる間はずっとPCの電源を入れっぱなしにして、走っているかどうかもよく分からない作業を見守り続けた。

めちゃめちゃスローで、何度も気が遠くなったが、ついにミッションコンプリート。

ほとんど奇跡である。神のご加護か?

こうして無事命を永らえた数百枚を見て思うこと。

もちろん、子供たちの成長を残すことは意義深い。実際、見始めたらいつまでも終わらない。

しかし、その感動のインパクトについてのみ言うと、動画が普通の写真を圧倒している。当たり前だが、情報量が半端ないが故。

つまり、家族の記録として写真を残す場合、これからの時代は特に、「動画圧勝」なのである。写真は、より〝アート的〟な領域で生き残っていくのかも…。

これからは「動画」の時代

わかりやすいところで言うと、旅行のパンフレットとかはその代表かも。

写真で風景や食べ物を紹介されるよりも、動画の方がより気を引くのは間違いない。

〝種明かし〟をされたからもう見たくない、ではなく、得た情報を現地で再確認する行為が旅行なのだ。少なくともきっかけは、そうである。

決意と責任を示すツールなのだ

写真が残ってホント良かった。動画が残ってホントにホントに良かった。

僕はこの子供たち、家族を愛していた。今も勿論その気持ちに変わりはないが、この頃もそうだったと確認できることで、今の気持ちに更に責任がプラスされる。

キーボード
受け取る道具ではなく発信する道具なのだ

これからは動画の時代なのである。僕は、より重い責任を持って発信する必要がある。

「家族を愛している」は、超プライベートなことであまり情報価値は高くないが、仕事のこと、小豆島のこと、メーセージ性の強いこと。

「僕はこういう人生を創る」と、狂おしく暑苦しい言葉が似合う人になる。濃密な発信をして、その渦を大きくしていきたい。

風呂敷は大きい方が良い。その方が目立つ。ついでに色も派手なら、もっと目立つと言うものだ。

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森下昌彦(えむもりさん)

大阪在住50代。妻と1女1男。  長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。 詳しいプロフィールはこちら