昨年来、かなり「イタい人」扱いの貴乃花親方。
確かに、どこから見ても頭固そう、〝堅物感〟が溢れている。
しかし、「昭和」のネガティブイメージの代表みたいだけれど、同じ昭和人の僕としては、「なるほど」と唸ってしまうことも実は多い。
体現せよ!
同じく別の意味でお騒がせぶりを発揮する、貴乃花Jr.の靴職人氏。
彼があるインタビューで、「〝口だけではなく、体現せよ〟が花田家の教え」と語っていた。
「口では父親に敵わないから、多くは語りません」という諦めの意味も滲むコメントだが、確かにその通り。
さすがは元大横綱である。
口にするだけなら、誰でも出来る。そこから、具体的に行動に移すからこそ、地殻変動が起きる。流れになる。
ほんの少しで良いのだ。動けば体現できる。
奮い立たせよ!
早いもので、今年も20日が経過した。
年頭に目標を立てたが、その大きな項目の1つが「体現する」である。
細かく数値で表現しないと曖昧になるので、
「〇〇冊本を読む」
「セミナーに〇〇回以上出席する」
「ドキッとする人、〇〇人と繋がる」
「収入源を〇〇個に増やす」
とか、小目標はもっといっぱいある。
貴乃花みたいに圧倒的才能がある訳じゃない。だから、念じて誦んじて、己の魂を揺さぶるのだ。
ズバ抜けよ!
人とは違うことをしようというのに、何処かがずば抜けていないのなら話にならない。
誰もがひれ伏してしまうほどの量(それを努力と言うかどうかは別にして)が必須なのは、昭和も平成も、元号が新しくなろうとも、関係ない。
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森下昌彦(えむもりさん)
大阪在住50代。妻と1女1男。
長く医療業界に携わったが、軸足を移すことを模索・実行中。
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