FBでお友達から届いたイベントのお知らせが、「のりさんのおしゃべり巡業in大阪」。
「のりさん」って誰?おしゃべりは分かるけど、巡業?
何のこっちゃ?には違いないが、徳島の限界集落で宿をやっておられる方らしい。それに、「アレルギー」「自然菜食」と、キーワードが僕のハートにめまぐるしくヒットするではないか!
迷う前に、行ってみるしかない。
Facebookつながり
FBのお友達「後藤努」さんが、「興味あり」との情報を流してくれたので、ホントに何気なく覗いた。
JR大正駅徒歩圏内の「MONDO」というお店が会場。居酒屋+ゲストハウスという、居心地の良いこじんまりした所。
ファンがいる!
参加者20名ほどのうち、女性が2/3以上。聞けば、のりさんと初対面という方は少ないようで、つまりこの人たち、〝ファン〟なのだ。
僕のように、「小豆島の家をどうしようか…」とか、具体的にあれば関心も湧くだろうが、「田舎暮らし」なんかに興味がある、しかも女性って、はっきり言ってちょっと変かも?
でも、この事実だけで、僕と〝同じ種類の人〟確定。だから心地よい。
ご紹介
具体的に、のりさんの何がたくさんの人を惹きつけるのかは、いっぱい情報が飛び交っているので、見て欲しい。
感じて下さい。
空音遊のWebページはこちら
頭固めの昭和人です
MONDOのオーナー、藤澤さんとの対談形式で進められたお話は、思わず身を乗り出すほどの、静かながらも熱いものだったが、そこで思い知らされたのは、僕は今でも押し付けられた価値観で生きているということ。つまり、自分の尺度を未だ持ち得ていない。
色々な角度から眺めることが出来る筈のものを、「こうに決まっている」と捉えがちなのだ。厄介なことではあるが、自分自身ではそれに気付きにくい。
お話中、殴り書きでメモしたものをいくつか挙げる。
- 地球は楽しく生きられるように回ってくれている。
- 楽しくない思考で、楽しくない行動をしているだけ。
- 捉え方次第で、デメリット=メリット。
- 「楽しく生きる」と決める。
- そのネガティブは、性格じゃなくて「習慣」。
そうだよなぁ…。響くひびく。
やってみよう
行動しなきゃ何も変わらない。当たり前。でも何もかも欲張ったって、すぐ苦しくなってしまう。
だから、「やるべきこと」じゃなくて、「ちょっとやってみてもいいかな?」くらいの緩めの目標をいくつか…。
- 1mmでも動く
- 常に笑顔とセット
- 自分の価値観は絶対じゃない
- 「今」にフォーカスする
とにかく「動いてなんぼ」。「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」は、ご存知イチローの名言。1mmでも動けば近く。
これは、経験上もはっきりと感じることが出来るが、「楽しいから笑うではなく笑うから楽しい」のだ。心と体はリンクする。変な意地なんか張ってないで、楽しみたいなら笑うのだ。
そして、世界はとんでもなく広い。「自分が正しい」なんて思っているのは自分だけ。人の数だけ正義がある。相手に押し付けて、ひれ伏せさせたところで反発を買うだけ。受け入れることと服従することは違うし、第一勝ち負けの問題じゃない。
最後にひとつ、遠い将来を過剰に不安視しない。「今が幸せ」だから、その続きの未来も幸せでいられる。「今我慢して将来の幸せを掴む」は、根性論だと思う。正しい努力は楽しいのだ。だから、「今が楽しいかどうか?」に、全力でフォーカスする。
まとめ
色々と、印象に残る言葉を浴びせられた時間だった。
「地球は楽しく生きられるように回ってくれている」ことが意識できたら、自分は宇宙に生かされているという「自己特別感」みたいな見地にたどり着くことが出来る。決して見捨てられている訳ではないのだ。
ただのひとつの歯車であっても構わない。自分は宇宙の中の大切な1コ。上手くいくに決まっているのだから、やらなきゃ損。楽しまなきゃ損なのである。
何だか、最後は壮大な気分で終えたイベントであった。満たされた。
気分が変わって、現実が変わって、幸せになる、がまた今日も証明された。
森下昌彦(えむもりさん)
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